公開サーバーの概要と追加方法を教えてください

公開サーバーの概要と追加方法を教えてください

1.公開サーバーの概要
SmartReleaseUのテストサーバーのデータを転送するサーバーです。
以下の条件を満たすサーバーが登録可能です。
Info
  1. キーペアー認証でSSHの接続が可能。
  2. 外部発行の公開鍵を登録できる。
  3. 接続元IPの明示がなくてもSSH接続可能。

2.公開サーバーの追加方法(さくらインターネットを例に説明)
2-1. データベースを利用する場合の手順

1. テストサーバーの追加が必須
 公開サーバーを追加するには、先に「テストサーバー」の追加必須です。

2. 公開サーバーの追加
 テストサーバー追加後、「公開サーバーを追加する+」をクリックします。


3.公開サーバー情報の入力
 入力する情報は接続先のサーバーの情報です。
    入力項目】
      
サーバー名:任意
      公開サーバーのドメイン名:接続先のWebサイトのURL
       (
例:example.com、example.jpなど)
Idea説明ではさくらインターネットを例に説明しています。

4.SSH接続情報の入力
   入力項目】
      接続先のホスト名 (IPアドレスまたはドメイン名)
        (例:123.45.67.89 または example.jpなど)

      接続先のユーザー名 (例:rootやubuntu)
      
接続先のポート番号 (通常は22)
      
SSH公開鍵(接続先で使用するので必ずコピーしておく)
IdeaさくらインターネットのSSH接続の詳細は
さくらインターネットのSSH接続方法を教えてください
を参照してください。また詳しくは公式サポートガイドをご参照ください。
5. SSH公開鍵の登録とSSH接続テストの実行
  1. SSH公開鍵の登録

コピーしたSSH公開鍵を、接続先サーバーに登録してください。
登録方法は以下のいずれかです。

  • サーバーのコントロールパネル(例:ConoHa、さくらのVPS、AWSなど)
  • サーバー内の ~/.ssh/authorized_keys ファイル(手動設定の場合)     
Idea さくらインターネットの場合:「サーバー情報」>「SSH公開鍵」>「新規追加」で公開鍵を貼り付けます。
詳細は
こちら 詳しくは公式サポートガイドをご参照ください。

      2. SSH接続テスト
      公開鍵の登録後、「SSH接続をテストする」機能で接続確認を行います。 
Warning
接続テストに成功しないと、次のステップ(データベース接続)に進めません。
      入力内容に誤りがある場合は修正し、再度テストを実行してください。

6. データベース接続情報の入力
 【入力項目】
  • 利用有無の選択(利用している/利用していない)
  • 接続先データベースホスト名(例:example.jp)
  • 接続先のデータベース名
  • 接続先のデータベースのユーザー名
  • 接続先のデータベースのパスワード(記号制限に注意)
  • 接続先のデータベースのポート番号(MySQLなら3306など)
        入力後、「データベース接続をテストする」で接続確認を行います。    
Warning
接続に失敗した場合は、入力内容を再確認し再度テストしてください。

Ideaさくらインターネットを利用したデータベースの接続情報の詳細は
さくらインターネットのデータベース接続方法を教えてくださいを参照してください。
また詳しくは公式サポートガイドをご参照ください。
7. ルートディレクトリの選択
 「ルートディレクトリの選択に進む」をクリック。
   Web公開の起点となるディレクトリを指定します。

Info
 ルートディレクトリとは、Webサイトの公開が始まる基点となるフォルダです。ここを正しく設定することで、意図したページが正しく表示されるようになります。

Ideaさくらインターネットを利用したルートディレクトリの設定方法は
さくらインターネットのルートディレクトリの選択方法を教えてください
参照してください。
また 詳しくは公式サポートガイドをご参照ください。
8. 設定内容の確認と追加完了
    内容を確認し「サーバーを追加する」をクリック。
    完了後、プロジェクトTOPに戻ります。

   【確認ポイント】
  1. サーバー名やドメイン名に誤りがないか
  2.  SSH接続情報が正しく入力されているか
  3. データベース接続情報が正しいか(必要な場合)
  4. ルートディレクトリが正しく指定されているか

これでデータベースを利用する場合の公開サーバーの追加設定は完了です。

2-2.公開サーバーの追加(データベースを利用しない場合)
 手順1〜6までは「データベースを利用する場合」と共通です。
 手順6で「データベースを利用しない」を選択すると、
    手順8の
「ルートディレクトリの選択」へ進みます。
Info
 補足:「データベースを利用しない」設定は、静的サイトやファイル配信のみを行う場合に適しています。

ルートディレクトリの選択が完了すると「追加内容の確認」画面が表示され
サーバーを追加する」をクリックすると公開サーバーが追加されます。

これで「データベースを利用しない場合」の公開サーバー追加設定は完了です。